#06「インテリパート登場!」
【コンサートマスター】(Concertmaster)
四季の、副部長であるほかのもうひとつの役職。通称「コンマス」。
女性の場合は「コンサートミストレス」で「コンミス」と呼ばれる。
その名の通り、合奏法を指示したりよりよい演奏にするために楽団全体を統率していく、 音全体に関するリーダー。
指揮者がいる場合は指揮者とコンマスの意思の疎通が必要になる。
響野学園は規模が大きくない部なので、四季は指揮者も担当している。
四季という名前は指揮とかけているのは言うまでもない。
というかこいつ、色々働きすぎだ。
【クラリネット】(Clarinet)
木管楽器のひとつ。
1枚のリードによって音を出すシングルリードタイプの楽器。
名前は勿論、クラシック以外にも様々なジャンルの音楽に浸透しているので、 音楽に疎い人でも聴けば音色が分かるくらいポピュラーな楽器といえる。
吹奏楽内でのメジャーな構成はE♭クラリネット、B♭クラリネット、アルトクラリネット (省略されがち)、バスクラリネット、となり吹奏楽部の中では大抵一番の大所帯となるパートである。
バスクラはだいぶ他のクラリネットの譜面と異なるので、練習の際ハブられがちになる傾向がある。
(その場合はバリサク(バリトンサックス)と一緒に練習したりする)
譜面表記は「Cl」。
略称、呼称はほぼブレることなく「クラ」。
他の木管楽器と違い、トーンホールを指で押さえる必要があるので、手が小さい女子は苦労する。
が、男子高校生の手ならほぼ問題ない。
【ラッパ飲み】(らっぱのみ)
ペットボトル容器の飲み物を、コップなどに移し代えずそのまま直接口につけて飲む行為。
見た目がラッパ(トランペット)を吹いている様子に見えることから名づけられた。
一般的に行儀のよくない行為とされているが、350ml〜500mlペットボトルに関してはその限りではない。
御空が実行しているこのラッパ飲みは、おそらく炭酸でやったら相当危険。
【メトロノーム】(Metronome)
楽器練習の際に使われる道具のひとつ。
一定の間隔でリズムを刻んでくれるので、音を出す際、テンポを合わせるために使用する。
御空と宍戸が使用しているものは機械式のものだが、最近は電子式タイプのものが増えてきている。
電子式のものはパー練で持ち運ぶ際も非常に持ち運びが楽である。
部費等の都合で機械式と電子式のメトロノームが混在している部は、パートのヒエラルキーにより 使用できるメトロノームの種類が変わってくる。
【接点薄い】(せってんうすい)
木管と金管は、同じ部活だというのを忘れるくらい接点を持つ機会が少ない。
パー練とセクション練が続く日は勿論、合奏の際もトランペットとクラリネットは 席が離れているので会話を交わす距離も機会もない。
同じクラブメイトにも関わらず1週間まともに顔を見てない、なんてこともあり得る。
ましてや今回のクラリネットのように関わることを拒んでいれば、いくらでも拒める状況なのである。
この接点の薄さを表現するのに、「同じテニスの王子様というジャンルで2次創作しているのに 氷帝学園中心と銀華中中心の活動くらい違う」という例えしか出てこなかった。
【三段オチ】(さんだんおち)
ギャグなどで使用されるオチの種類のひとつ。
同じシチュエーションで3回たたみ掛け、最後にここ一番のギャグを持ってきて落とす手法。
オチの前2回はいわゆる「フリ」となる。
ちなみにこの後、氷口が繰り出したギャグは昔トリビアの種でやっていた 「この世で一番つまらないギャグ」のパターンである。 (三段オチの予想を裏切るギャグ、というパターン)
初登場キャラ