#01「神の肺活量」


  1. [表紙]
  1. [理由]
  2. [人探し]
  3. [魂の叫び]
  4. [レンタル]
  5. [ご不満の場合は]
  6. [大抜擢]
  7. [もっと早く教えて]
  8. [迷う余地なし]
  9. [自己紹介]
  10. [予想以上]
  11. [初めての音]
  12. [不条理]
  13. [必死]
  14. [無駄使い]
  15. [負けず嫌い]
  1. [1話解説]
  2. [初登場人物]

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#01「神の肺活量」

【吹奏楽部】(すいそうがくぶ)



金管楽器・木管楽器をメインに編成される「吹奏楽」の練習や合奏が主な活動である、文化部の中では割とメジャーな部活。
金管、木管以外には打楽器やコントラバスなどの弦楽器も含まれる場合がある。
あまり選択肢のない中学時代に、運動や青春を億劫に思う学生がうっかり入部すると、運動部並みに体力が必要だったり休みがほとんどなかったりと、痛い目を見る場合がある。

なんとなくカッコいいので、吹奏楽のことを「ブラスバンド」と自称他称する場合が多い。
厳密にいえば吹奏楽団の編成とブラスバンドの編成は異なるが、前述の通り「なんとなくカッコいい」のでその呼び方で浸透している。

ちなみに作中の「音楽やると女にモテる」というのが適応されるのは軽音部のみであり、ましてや男子校で吹奏楽部をやることに モテ要素のアドバンテージはほぼ皆無である。(※共学高や近くに女子高がある場合はその限りではない)


【トランペット】(Trumpet)



金管楽器のひとつ。
吹奏楽の経験がない人にも説明がいらず、金管楽器の中では抜群の知名度を誇る。
(ユーフォニウムやトロンボーンなどは身振り手振りや指示語を用いた説明が必要となり、一手間かかる)

その華やかな音色は合奏に欠かすことができない存在で、ソロや旋律が多い、かなりおいしいパート。
吹奏楽内の花形楽器といえる。
抜群の存在感から、トランペットパートは目立ちたがりや強い個性を持った人が担当する場合が多い。



略称は楽譜などで「Tp」「Trp」、呼称で「ラッパ」「ペット」。
作中では吹奏楽部内で一般的っぽい略称の「ペット」で統一。
「今日のわんこ」や「きみはペット」的な意味ではないので注意。

トランペットにはいくつか種類があるが、宍戸と御空が使用しているのは変ロ調(B♭管)ピストンタイプの 一番メジャーな形のもの。(約50cm・重さ1kg)


【肺活量】(はいかつりょう)



御空が「サユリ」を作成するために培ってきた、肺から空気を出し入れできる量のこと。
吹奏楽では一般的には肺活量を増やす努力よりも、正しい腹式呼吸法をマスターする方が上達の 近道とされている。
ただし、楽器の大きいチューバや、息継ぐ暇もない譜面が多いトランペットには、やはり 肺活量が必要になってくる場面もある。
ちなみに御空は、完全な腹式呼吸をも「サユリ」作成の際にマスターしているが、 これはあまり一般的な練習法とはされていない。


【マウスピース】(Mouthpiece)



楽器の先端に取り付けて奏者の口に当てるパーツ。
楽器があってもこれを取り付けなければ音を出すことができない。
逆に、これだけでもある程度の音(音程の差も)を出すことができる。
リコーダーやピアニカなどと違い、音を出すのにコツがいるので、 ここで音を出せるかどうかが初心者にとって一番の難関になる。

通称「マッピ」。
木管楽器はマウスピースにリードを付けて使用するので、「マッピ」といえば 金管のイメージが強い。


【響野学園】(ひびきのがくえん)



私立の男子校。
偏差値はそこそこ高い。
中高一貫とあるが連携型中高一貫校なので、中学から別の高校に行ったり、高校から新たに入学してくる生徒も多い。
御空と宍戸は中学からの内部進学生組のため、お互いの顔はなんとなく知っていたが、高2の現在で同じクラスになることで 初めて会話を交わした。
姉妹的位置付けの女子高も存在せず、そういった交流イベントからの出会いを全く望めないという悲劇的な学校。

学年によってネクタイのカラーが違う。
現1年生は緑、2年生は赤、3年生は青。


初登場キャラ